
個人事業主がネットショップを開業をするまで
ネットショップを開業するための流れを簡単にお伝えします。
☆仕入れ先
取り扱う商品を決めます。競合店より安い値段で提供したり、同じ値段でも質の良いものを提供するために安くて質の良い商品を提供する仕入れ先の確保は必須になります。
あなたが開業するショップのコンセプトに合う商品を揃えている仕入れ先を確保するようにしましょう。
☆資金繰り
仕入れの支払方法は、仕入れる度に現金で支払するか、掛け仕入れ(仕入れ代金を1ヶ月毎にまとめて支払する)かになります。
締め支払日は仕入れ先が取決めしている場合が多いので、仕入れの支払日を常にスケジュールしておくことが必要になります。
支払サイトが長くなると仕入れ単価が高くなるところもありますので注意してください。
☆パソコンとインターネット環境
パソコンはなるべく高性能のものを準備するようにします。
また、バックアップも常に取るようにしましょう。
それから、インターネット回線も契約します。
☆特定商取引法に基づく表記
ネットショップ運営では、特定商取引法に基づいて、ネットショップ内に以下の表記が義務付けられています。
・屋号
・店舗責任者名
・住所
・電話番号
自宅開業の方は、セキュリティーを考えると、自宅以外の住所・電話番号の表記をお勧めします。
☆開業届・その他必要な届出をする
管轄税務署への開業届を提出します。
その他販売する商品によっては届け出や許可、免許が必要です。
食品を取り扱うなら、食品衛生法に基づく営業許可、
酒類を販売するのも免許が必要です。
気づかないうちに違反していたということの無いように、どんな届け出や許可、免許が必要なのか有識者に相談しましょう。
☆ネットショップ(ホームページ)を作る
あなたの商品を取り扱うメインサイトを作成します。
ホームページを作成したことの無い方でも、簡単に作成できる「EC構築パッケージ」やショッピングカートをレンタルしているサイトもあります。
☆セキュリティ対策をする
お客様の個人情報はあなたにとって財産です。
第三者に知れ渡ってしまったら、信用は失墜し、回復するまでかなりの時間を要するでしょう。
セキュリティ対策は念入りにしておいた方がいいですから、
ウイルス対策、不正アクセス防止対策、お客様データ保護など対策しましょう。
☆決済方法
お客様が決裁する方法はあらゆる方法を取り入れるといいでしょう。
クレジットカード決済、コンビニ決済、ネットバンク決済、銀行振込、郵便振替、代金引換等々。
多くの決済方法を利用するために、決済代行サービスを利用するのも一つの方法です。
☆配送方法
物販・通販を行う場合に、配送業者をどこにするかも重要な事項になります。
無事に届くこと、届いたことを確認できることなど配送料と検討し、判断しましょう。
さあ、これで基本的な準備は整いました。
あとは、ショップを構築し、オープンを目指しましょう!!!