
個人事業主の孤独
人はもともと、ひとりでは生きられない社会的動物なので、孤独な状態に生命の危機を感じて、強い不安感に襲われると言われています。
個人事業主になるということは、自分の一挙手一投足が責任になります。
「だれも分かってくれない」「誰も必要としていない」「誰も助けてくれない」という、繋がりたいけど、繋がれないという不安です。
これは、物理的に「孤独」なのではなく、感情的な問題です。
感情の塊である子供と同じで、お母さんが離れようとすると、激しく抵抗して泣き叫ぶことがあります。別の環境への恐怖で無意識に孤独を感じているのです。でもその内慣れて楽しく笑っていたりします。
もともと人は「誰かと繋がっているものだ」とという前提があるから、繋がりを得られない時に孤独感を感じてしまうものなのです。
孤独感は、他人に依存したいと思っている時に襲ってくるものです。
自分と世の中を信じることができれば、孤独などさほど感じないはずです。