
個人事業として開業するということ
個人事業とは、法人設立をせずに、個人で開業して行う事業のことをいいますね。
簡単な書類を税務署に提出すれば気軽に開業できるのが、個人事業の大きな魅力です。
ただ、個人事業主は決して楽ではありません。
開業するということは、一国一城の主、経営者になるということです。
サラリーマンのように誰かにもたれて生きる生き方はできません。
サラリーマンの時のように決まった休みはありません。
お客様のために、寝る間もないほど忙しくなるかもしれません。
全て自分の責任になるのです。
自らの魅力で、自力でやって行くのです。
経営の中では、答えのない決断を求められたり、時には計画通りに進まず、収入が激減することもあるでしょう。
とはいえ、自分で事業をするのです。そのリスク対価として、大きなリターンも期待できます。
開業して、事業が軌道に乗れば、精神的な自由が手に入りますね。
サラリーマンにはない感覚です。
最近では、専業主婦も、学生も、失業者も、年金受給者も誰だって個人事業をすることができます。
会社を興すと考えると到底難しいようにも思えますが、個人事業主という新たな生き方は、
簡単に自分のしたかったことに挑戦するチャンスを与えてくれる非常に魅力的な生き方でもあるのです。