
個人事業の開業届
個人事業で開業した場合、「開廃業等届出書」という用紙に必要事項を記入して、最寄りの税務署に提出する事で晴れて、個人事業主になる事ができます。
その記入方法は、極めて簡単です。
個人事業の「開廃業等届出書」は、税務署にもありますし、ネット上からダウンロードすることもできます。
簡単な1枚の用紙に必要事項を記入するだけ。
あまりの簡単さに拍子抜けしてしまうかもしれません。
税務署へ提出時に、特に身分を証明するものは必要ありませんが、印鑑は忘れないようにしましょう。
そして、記入欄には、屋号を書く所があります。
屋号とは、会社でいえば 商号=会社名 の事です。
個人事業主の場合は屋号をつけても、つけなくても自由です。
屋号だけにとらわれてはいけませんが、せっかくの新しい門出。
新たな気持ちでスタートしたいものです。
どんな意気込みで事業活動していこうとしているのか、活動方針なども合わせて考えるといいですね。
それから、同時に所得税の青色申告承認申請書も提出しておきましょう。
申請しない場合は自動的に白色申告という事になります。
所得税の青色申告承認申請書は、個人事業の開廃業等届出書に記載された開業開始日から2ヶ月以内に提出しないと、その年は青色申告にする事ができなくなります。