
個人事業主の給与はいくらもらえるの?
個人事業主は、サラリーマンのように決まった収入はありませんね。
では、個人事業主の給与ってどう申告するのでしょうか???
所得税法においては、個人事業主が自分自身に給与を支払うという考え方はありません。
毎月の売上そのものが収入であり、かかった経費が支出になります。
つまり、「売上-経費=所得」という考え方ですから、残ったお金が全て自身の所得になるのです。
1年間の実績である、確定申告が個人事業主の所得です。
では、なぜ給与という考え方がないのでしょうか?
それは、給与を経費として認めてしまうと、個人事業主の所得を0にしてしまうことが出来るからなんです。
生活費として使いたいときはどうするのか、以前にも説明しましたね。
↓こちらで確認してみてください。
http://ameblo.jp/aquamedix/entry-12101417854.html
「事業主貸」として処理をします。
その逆で個人の預金を会社の事業費として使う場合は、
「事業主借」として処理します。
そして、年末に「事業主貸」と「事業主借」を精算すると、どちらか一方の残高が存在することになりますね。
事業主貸が多ければ、個人の支出に使用した費用が出ます。
こうして個人事業主は会計していくのです。