
「人に仕事をしてもらう能力」
起業したいけど、具体的に何をすればいいかわからない・・・
今日は、起業するうえで必要なポイントを少しご紹介します。
「人に仕事をしてもらう能力」
労働保険、社会保険に関する知識はもちろん、気持ちよく、事業目的に貢献してもらうための能力(=スキル)が大事になります。
大体、駆け出しの起業にエース社員は応募してこないと思った方が良いです。だから「ウチの従業員は使えないヤツばかり」なんて思っている経営者はとんでもない勘違いをしています。
割り振る仕事の意味が、働く人にとって、そして会社にとってどういう意味を持ち、どう重要なのかをまずわかりやすく伝える力が必要です。
次に、誰がやっても、同様の結果が出る仕組みを整備するのも経営者の仕事です。そうやって楽しく働ける「場」を提供し、文化を創っていくのが経営者の役目だと思います。
一人で起業するとしても自分には関係ない、と思わないで下さい。一人起業の社長は一人で全ての役をこなさなければいけませんが、実作業をするときは、従業員の役を演じていると考えて下さい。
その従業員(自分)のために、作業マニュアルを作って、いつでも同じ結果が出るような仕組みを考えていくのです。
この視点を持っていれば、いつか誰かを雇うときにはそのまま仕事を任せる体制が整いますし、ずっと一人で運営するにしても、業務効率化の役に立ちます。
これが結果的に顧客満足の向上に繋がり、これを続けていれば一貫したクオリティーがブランド力を生み、さらには利益に繋がっていくのです。